症例集

出っ歯 (小児矯正)

前歯の傾きにより目立つ人もいれば、そうでない人もいます。 出っ歯には「上のアゴが出ている」上顎前突症と「下のアゴが引っ込んでいる」下顎後退症があり、2種類のタイプが存在します。

上顎前突では上顎奥歯の後方移動をして治療します。また下顎後退症では下顎骨の前方成長を誘導して治療します。日本人の場合、ほとんどが「下のアゴが引っ込んでいる」下顎後退症です。
出っ歯だけの問題の場合は、10歳前後から治療開始すればよいですが、ガタガタ、歯列の幅の問題など、他の問題を抱えている場合も多いため、早めの相談が望ましいです。

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Case1

Before
After

使用した装置:FKO

上下の床装置が一塊になった装置で、1日8時間以上、主に寝ている間に装着する装置です。奥に引っ込んでいる下顎が前方に誘導され、出っ歯が治る装置です。

主訴 出っ歯
症例の特徴 下顎が後退している骨格的な出っ歯でした。
年齢・性別 9歳・女性
治療内容 機能的矯正装置(FKO)を用いて下顎の前方成長を促進し、出っ歯を改善しました。
治療期間 5ヶ月
治療費概算 一期治療費(永久歯が生えそろうまでのトータルの矯正治療費)350,000円
リスクと副作用 虫歯や歯周病のリスク増加、歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、治療中の痛み、知覚過敏、歯髄炎、ブラックトライアングルの出現、顎関節症、治療期間の延長、治療内容の変更

Case2

Before
After

使用した装置:ツインブロック

上下の床装置に各々組み込まれた樹脂のブロックが斜面で接することにより、奥にある下顎が前に誘導され、出っ歯が治る装置です。

主訴 出っ歯
症例の特徴 下顎が後退していることに起因する出っ歯の患者さん。
年齢・性別 9歳・女性
治療内容 下顎の前方成長を促進する装置(ツインブロック)を用いて、出っ歯を改善しました。
治療期間 10ヶ月
治療費概算 一期治療費(永久歯が生えそろうまでのトータルの矯正治療費)350,000円
リスクと副作用 虫歯や歯周病のリスク増加、後戻り、治療中の痛み、顎関節症、治療期間の延長、治療内容の変更

Case3

Before
After

使用した装置:ツインブロック

上下の床装置に各々組み込まれた樹脂のブロックが斜面で接することにより、奥にある下顎が前に誘導され、出っ歯が治る装置です。

主訴 過蓋咬合
症例の特徴 前歯の被蓋が深く(重なりが大きい)、下顎が後退しているタイプの骨格性の出っ歯でした。
年齢・性別 9歳・女性
治療内容 下顎の前方成長を促進するツインブロックという装置を用いて、下顎の前方成長を促進し、出っ歯を改善しました。
治療期間 12ヶ月
治療費概算 一期治療費(永久歯が生えそろうまでのトータルの矯正治療費)350,000円虫歯や歯周病のリスク増加、歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、治療中の痛み、知覚過敏、歯髄炎、ブラックトライアングルの出現、顎関節症、治療期間の延長、治療内容の変更
リスクと副作用 虫歯や歯周病のリスク増加、後戻り、治療中の痛み、顎関節症、治療期間の延長、治療内容の変更