症例集

交叉咬合 (小児矯正)

通常、下の歯は上の歯の内側にありますが、それが1歯~複数歯にわたって反対になっている状態を「交叉咬合」と呼びます。

「交叉咬合」の治療は、できるだけ早くに開始する必要があります。上の歯の内側にあるはずの下の歯がどこか1歯でも反対になっていると、そこを起点として、下顎は横にずれて成長していってしまうからです。その場合、成長が進むにつれて顎がだんだんと横に曲がっていっていき、その傾向はより顕著になっていきます。そのように顔が横に曲がってしまった場合、成人になってから直そうとすると、外科矯正が必要になります。

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Case1 [1645]

左の奥歯が交叉咬合になっていたのを、上顎歯列を横に拡大することで改善しました。この治療を行うと上下の歯の真ん中も 自然と一致することが多いです。

Before
After

使用した装置

治療費概算
リスクと注意点

Case2 [1639]

右の奥歯が交叉咬合になっていたのを、上顎を横に拡大することで治した症例です

Before
After

使用した装置:拡大床

装置に組み込まれた拡大ネジを回すことで、装置が横に広がり、歯列が横に拡大されます。子供の奥歯の交叉咬合の多くは、上顎の幅が狭いことが原因で起こっているため、上顎を横に広げることで自然と治ってしまうことが多いです。

治療費概算
リスクと注意点

Case3 [1634]

左の奥歯が交叉咬合になっていたのを、上の奥歯を外側に移動させることで治療しました。

Before
After

使用した装置:クワドヘリックス

上顎の内側に弾性をもったワイヤーを固定し、バネの力で歯を外側に移動させる装置です。数ヶ月〜半年ほどで、歯がダイナミックに移動します。

治療費概算
リスクと注意点